ペニシリン系抗菌薬

この分類に属する薬を、原文へのリンク付き一覧で比べます。

分類は記載された作用、または配合剤の一成分に基づきます。複数の分類に入る薬もあります。同じ分類の薬が互いに代替可能という意味ではなく、処方のための一覧ではありません。

選択した言語のカードがある場合はその言語で開きます。それ以外は英語で開きます。

アモキシシリン
アモキシシリン/クラブラン酸

配合剤:該当する成分についての分類です。

ペニシリンVカリウム

一般名と発音

Amoxicillin · a-MOX-i-SIL-in
Clavulanate · KLAV-yoo-la-nate
Penicillin V potassium · pen-i-SIL-in VEE

発音は一般名の米国英語での読み方です。

身体の系統と関連する分類

身体の系統: 感染症

各薬剤の作用機序

アモキシシリン — 細菌の細胞壁形成を妨げ、活発に増殖している感受性菌を殺菌します。
アモキシシリン/クラブラン酸 — アモキシシリンは感受性菌に対して殺菌作用を持つ。クラブラン酸は一部のβ-ラクタマーゼを不活化し、それらの酵素からアモキシシリンを保護して抗菌スペクトルを広げる。
ペニシリンVカリウム — 活発な増殖期に細胞壁ムコペプチドの合成を阻害して殺菌的に作用する。ペニシリナーゼ産生菌には無効。

各要約は、その薬剤の学習カードにある作用機序の記載です。

各薬剤の適応

アモキシシリン — 指定された感受性のあるβ-ラクタマーゼ非産生菌による耳・鼻・咽喉の感染症; 指定された感受性のあるβ-ラクタマーゼ非産生菌による泌尿生殖器感染症; 指定された感受性のあるβ-ラクタマーゼ非産生菌による皮膚および皮膚構造の感染症; 指定された感受性のあるβ-ラクタマーゼ非産生菌による下気道感染症
アモキシシリン/クラブラン酸 — 指定された感受性菌による下気道感染症; 指定された感受性菌による急性細菌性中耳炎または副鼻腔炎; 指定された感受性菌による皮膚および皮膚構造の感染症; 指定された感受性菌による尿路感染症。本配合剤全般の使用制限:検査でβ-ラクタマーゼ産生がなくアモキシシリンに感受性があると示された場合、本配合剤は適応とならない。
ペニシリンVカリウム — 菌血症を伴わない軽症〜中等症のレンサ球菌性上気道感染症、猩紅熱、軽症の丹毒; ペニシリンG感受性菌による一部の軽症から中等度重症の感染症。重症の侵襲性感染症の急性期には経口ペニシリンVで治療しない

各一覧は、その薬剤の学習カードにある適応の記載です。

これらの薬剤の見分け方

この分類の薬剤:3 · 単剤:2 · 配合剤:1

この分類の複数のカードに記載されている項目

主な副作用

嘔吐 · 3/3:アモキシシリン、アモキシシリン/クラブラン酸、ペニシリンVカリウム

悪心 · 3/3:アモキシシリン、アモキシシリン/クラブラン酸、ペニシリンVカリウム

下痢 · 2/3:アモキシシリン、ペニシリンVカリウム

警告

C. difficile関連下痢 · 2/3:アモキシシリン、アモキシシリン/クラブラン酸

相互作用

プロベネシド · 2/3:アモキシシリン、アモキシシリン/クラブラン酸

経口抗凝固薬 · 2/3:アモキシシリン、アモキシシリン/クラブラン酸

アロプリノール · 2/3:アモキシシリン、アモキシシリン/クラブラン酸

この分類で1枚のカードだけにある項目

アモキシシリン:主な副作用 — 発疹 · 警告 — アナフィラキシー反応; 重症皮膚有害反応

アモキシシリン/クラブラン酸:主な副作用 — 下痢/軟便; 発疹、蕁麻疹; 腟炎 · 警告 — 重篤な過敏反応; 肝機能障害、胆汁うっ滞性黄疸

ペニシリンVカリウム:主な副作用 — 心窩部不快感; 黒毛舌 · 警告 — 致死的となりうるアナフィラキシーを含む過敏症反応; いずれかのペニシリンに対する過敏症反応の既往は禁忌

両方のカードが同じ表現を使っている場合だけ共通の項目として数えます。カードに記載がないことは、その作用が起こらないという意味ではありません。