Apertia · ライブラリ
目標が無限遠まで続く場合、最後のコマをどう確認しますか?
1 mから無限遠までの24 mmの風景では、Apertiaのプランはf/10の一枚を提案しますが、f/8では過焦点距離2448.2 mmで終わる二枚が必要です。
スタックが無限遠に届く仕組み
奥のピント位置を「無限遠」にすると、Apertiaのスタックは過焦点距離にピントを合わせたフレームで終わります。このフレームの遠点には限りがありません。プランのルールは単純で、次に必要な近点が過焦点距離のフレームの近点以遠になった時点で、そのフレームを加えてスタックを終えます。有限の遠点は、どれほど大きくても無限遠の目標を完了させることはありません。
スタックを組む前に、プランはまず一枚撮りを試します。奥の位置が無限遠の場合は、レンズ側の手前の距離の二倍にピントを合わせ、N = f² ÷ (c × (2 × Dn − f))が必要になります。そのF値をリストの絞り段に切り上げた値が単写の回折限界を超えたときだけ、スタックを組みます。
入力値 · フォーカススタック計画
| 行 | 入力値 |
|---|---|
| センサー | フルサイズ |
| 焦点距離 | 24 |
| 絞り | 8 |
| 手前のピント位置 | 1000 |
| 奥のピント位置 | 無限遠 |
結果 · フォーカススタック計画
| 行 | 結果 |
|---|---|
| 1 · 撮影距離 | 1651.843682 |
| 1 · 手前のピント位置 | 1000 |
| 1 · 奥のピント位置 | 4928.171562 |
| 1 · 遠い側の限界は無限遠 | いいえ |
| 2 · 撮影距離 | 2448.24 |
| 2 · 手前のピント位置 | 1236.24 |
| 2 · 奥のピント位置 | 無限遠 |
| 2 · 遠い側の限界は無限遠 | はい |
| 絞り | 8 |
| 指定した近い側の目標(mm) | 1000 |
| 有限距離の遠い側の目標(mm) | 無限遠 |
| 遠い側の目標は無限遠 | はい |
| 指定範囲をカバー | はい |
| 枚数上限に到達し、目標範囲が未完了 | いいえ |
| 未カバー範囲の開始位置(mm) | 利用できません |
| 未カバー範囲の終了位置(mm) | 利用できません |
| 未カバー範囲は無限遠まで続く | いいえ |
| 許容錯乱円 | 0.03 |
シーケンスの終わりを確かめる
- 奥のピント位置は、大きな数値ではなく「無限遠」に設定します。
- プランが一枚撮りかスタックかを読みます。
- スタックなら、最初のショットの近点が手前のピント位置と等しいことを確かめます。
- 最後のショットが過焦点距離にピントを合わせ、その遠点が「無限遠」になっていることを確かめます。
- 丸めた後に、その間のすべての継ぎ目に隙間がないかを確かめます。
計算例:フルサイズの24 mmで1000 mmから
プランの一枚撮りの解は約1975.7 mmにピントを合わせ、f/9.962が必要で、f/10に切り上げられます。これはf/11.18の限界を下回るので、プランは一枚撮りです。代わりに絞りをf/8のままにすると、二枚が必要です。一枚目は1651.8 mmにピントを合わせて1000 mmから4928.2 mmを、二枚目は過焦点距離の2448.2 mmで1236.2 mmから無限遠をカバーします。過焦点距離のフレームは引き継げるようになった時点ですぐ選ばれるため、二つの範囲は重なります。
- プラン · 一枚撮り
- 1975.7 mmでf/10
- f/8 · 1枚目
- 1000–4928.2 mm
- f/8 · 2枚目
- 1236.2 mm–無限遠
- 24 mm f/8の過焦点距離
- 2448.2 mm
よくある間違い
- 奥の位置に100 mと入力し、100 mで終わる最後のフレームを受け入れること。
- 最後のフレームを過焦点距離ではなく無限遠にピントを合わせること。その近点が2424 mmまで遠のき、隙間ができることがあります。
- 元の手前の目標より近くにある前景の細部は、どのフレームでもカバーされないことを忘れること。
無限遠の確認が及ぶ範囲
遠点に上限がないとは、どれだけ遠い距離でも幾何学的なボケが選んだ許容値の内側にとどまるということで、遠景の細部がいくらでも写るということではありません。この確認が頼りにしている過焦点距離は、下に挙げるDOFMasterの式で定義されています。