Apertia

Apertia · ライブラリ

フォーカススタックで覆えていない隙間をどう調べますか?

50 mm・f/8の三枚のスタックに隙間がないか確かめます。表示どおり1.33 mと1.73 mにピントを合わせると、1.5 m付近に2.292 mmのカバーされない帯が残ります。

プランの中でフレームはどう接するか

Apertiaは各スタックのフレームを、その近点が前のフレームの遠点とちょうど等しくなるように配置するため、モデル上は重なりも隙間もありません。ただしこの正確さが保たれるのは、計画した撮影距離を正確に設定できる場合だけです。アプリは距離を読みやすく丸めて表示し、1 mから10 mの間ではメートルで小数第二位まで示します。ピントリングは目で合わせるので、実際のフレームはプランから少しずれた位置で始まり、終わります。

したがって重なりの確認では、プランの範囲ではなく、実際に設定したフレームの範囲を比べます。各フレームの遠点は少なくとも次のフレームの近点に届いていなければならず、最初と最後のフレームは目標の両端に届いていなければなりません。

入力値 · フォーカススタック計画

行入力値
センサーフルサイズ
焦点距離50
絞り8
手前のピント位置1000
奥のピント位置2000

結果 · フォーカススタック計画

行結果
1 · 撮影距離1089.798701
1 · 手前のピント位置1000
1 · 奥のピント位置1198.401407
1 · 遠い側の限界は無限遠いいえ
2 · 撮影距離1333.979666
2 · 手前のピント位置1198.401407
2 · 奥のピント位置1505.928277
2 · 遠い側の限界は無限遠いいえ
3 · 撮影距離1733.833699
3 · 手前のピント位置1505.928277
3 · 奥のピント位置2046.437451
3 · 遠い側の限界は無限遠いいえ
絞り8
指定した近い側の目標(mm)1000
有限距離の遠い側の目標(mm)2000
遠い側の目標は無限遠いいえ
指定範囲をカバーはい
枚数上限に到達し、目標範囲が未完了いいえ
未カバー範囲の開始位置(mm)利用できません
未カバー範囲の終了位置(mm)利用できません
未カバー範囲は無限遠まで続くいいえ
許容錯乱円0.03

実際に使う範囲を確かめる

  1. 計画した撮影距離と、その近点と遠点を書き写します。
  2. 各撮影距離を、表示の丸めた値など、実際に設定できる値に置き換えます。
  3. それぞれの設定について近点と遠点を計算し直します。
  4. 各遠点を次の近点と比べます。遠点の方が小さければ隙間です。
  5. 1枚目が手前の目標以前から始まり、最後のフレームが奥の目標以降まで届いていることを確かめます。

計算例:表示どおりに丸める

フルサイズ、50 mm、f/8、1000–2000 mmの場合、プランは1089.799 mm、1333.98 mm、1733.834 mmにピントを合わせ、継ぎ目は1198.401 mmと1505.928 mm、最後の遠点は2046.437 mmです。アプリはこれらの撮影距離を1.09 m、1.33 m、1.73 mと表示します。1090 mm、1330 mm、1730 mmに正確に設定すると、フレームは1000.167–1198.648 mm、1195.235–1500.785 mm、1503.077–2041.022 mmをカバーします。最初の継ぎ目はまだ重なっていますが、1500.785 mmから1503.077 mmの間の2.292 mmの帯はどのフレームにも入らず、さらに1枚目は手前の目標より0.167 mm奥から始まることになります。

計画した継ぎ目2
1505.928 mm
丸めた2枚目 · 遠点
1500.785 mm
丸めた3枚目 · 近点
1503.077 mm
隙間
2.292 mm

よくある間違い

範囲の確認が及ぶところ

範囲の計算はモデルがどこに隙間を残すかを示しますが、合成した画像がシャープであることは証明せず、フレームの位置合わせや合成も行いません。各フレームの限界は、下にリンクしたDOFMasterの式で定義されています。

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