Apertia · ライブラリ
計画したフォーカススタックの各コマで何を記録しますか?
f/11で計画した50 mm・1000–1500 mmの二枚のスタックを記録します。各枚の撮影距離、近点と遠点、実際に使った設定を書き残してください。
プランから記録できるもの
スタックが必要な場合、Apertiaのプランは各ショットを1枚目、2枚目…と並べ、撮影距離の後に近点と遠点を括弧で示します。各ショットの近点は前のショットの遠点で、モデル上でフレームがぴったり接するように二分法で求めています。プランはiPhoneのプランノートに保存され、保存したプランに撮影日を設定すると、当日の朝に端末内のリマインダーを受け取れます。
ノートが保存するのはプランであって、現場で起きたことではありません。撮影中に書く記録には、実際に使った設定を加えます。レンズのピントリング、アプリの表示の丸め、被写体の都合などで、プランと違ってくることがあるからです。
入力値 · フォーカススタック計画
| 行 | 入力値 |
|---|---|
| センサー | フルサイズ |
| 焦点距離 | 50 |
| 絞り | 8 |
| 手前のピント位置 | 1000 |
| 奥のピント位置 | 1500 |
結果 · フォーカススタック計画
| 行 | 結果 |
|---|---|
| 1 · 撮影距離 | 1089.798701 |
| 1 · 手前のピント位置 | 1000 |
| 1 · 奥のピント位置 | 1198.401407 |
| 1 · 遠い側の限界は無限遠 | いいえ |
| 2 · 撮影距離 | 1333.979666 |
| 2 · 手前のピント位置 | 1198.401407 |
| 2 · 奥のピント位置 | 1505.928277 |
| 2 · 遠い側の限界は無限遠 | いいえ |
| 絞り | 8 |
| 指定した近い側の目標(mm) | 1000 |
| 有限距離の遠い側の目標(mm) | 1500 |
| 遠い側の目標は無限遠 | いいえ |
| 指定範囲をカバー | はい |
| 枚数上限に到達し、目標範囲が未完了 | いいえ |
| 未カバー範囲の開始位置(mm) | 利用できません |
| 未カバー範囲の終了位置(mm) | 利用できません |
| 未カバー範囲は無限遠まで続く | いいえ |
| 許容錯乱円 | 0.03 |
ショットごとに一行の記録を残す
- ショット番号、計画した撮影距離、計画した近点と遠点をプランから書き写します。
- 露光のたびに、画像のファイル名と実際に設定した撮影距離を書きます。
- 絞りと、ショット間でのカメラ位置や光の変化を記録します。
- 被写体が動いたショットに印を付けます。
- 合成を確認できるよう、元のファイルを撮影順に保管します。
計算例:1000–1500 mmの商品撮影
フルサイズの50 mmで1000 mmから1500 mmを一枚でカバーするにはf/15.877が必要で、f/16に丸められますが、これはf/11.18の単写の限界を超えています。そのためプランはf/11でスタックし、二枚が必要になります。アプリのメートル表示では、これらは1.13 mと1.53 mと表示されます。
| ショット | 計画した撮影距離(mm) | 近点(mm) | 遠点(mm) |
|---|---|---|---|
| 1 | 1128.3 | 1000 | 1296.8 |
| 2 | 1531.9 | 1296.8 | 1876.3 |
同じ範囲をf/8で撮った場合もスタックは二枚ですが、ピントは1089.8 mmと1334 mmで、境目は1198.4 mmになります。「二枚撮影」とだけ書いた記録では、この二つのプランを区別できません。
よくある間違い
- 計画した距離を実際の距離で上書きすること。後で隙間が見つかっても原因をたどれなくなります。
- ピントリングに刻まれた目盛りを正確な距離として記録すること。
- 「計画どおりだった」という理由で絞りの欄を飛ばすこと。
記録が証明すること
完全な記録があればスタックを見直せるようになりますが、レンズが各位置に届いたことや、合成ソフトがフレームを位置合わせできることを確かめるものではありません。記録している近点と遠点は、下にリンクしたDOFMasterの式で説明されています。