Apertia · ライブラリ
近点から遠点までのピント計画には、どんな測定が必要ですか?
撮影プランの前に手前と奥の端を測ります。1000–1100 mmにはf/4.4が必要ですが、手前の端が950 mmなら撮影距離は1019.215 mm、絞りはf/7.014に変わります。
撮影プランが解くもの
Apertiaの撮影プランは二つのことを尋ねます。センサー面から測った手前のピント位置と奥のピント位置で、奥の位置には「無限遠」も選べます。撮影距離はs = 2 × Dn × Df ÷ (Dn + Df)で、絞りはN = f² × s × (1/Dn − 1/Df) ÷ (2c × (s − f))で求め、センサー面からの換算が落ち着くまで像距離を繰り返し計算します。奥の位置が無限遠の場合は、s = 2 × DnとN = f² ÷ (c × (2 × Dn − f))を使います。
答えは次に、アプリの絞りリストで次の三分の一段に切り上げられます。その絞りがプランの単写の回折限界を超えると、プランはフォーカススタックになります。答えの質は、入力した二つの距離が本当にシャープであるべき範囲の外側の端かどうかに、すべてかかっています。
入力値 · 撮影を計画
| 行 | 入力値 |
|---|---|
| センサー | フルサイズ |
| 焦点距離 | 50 |
| 手前のピント位置 | 1000 |
| 奥のピント位置 | 1100 |
結果 · 撮影を計画
| 行 | 結果 |
|---|---|
| 撮影距離 | 1047.493368 |
| 連続値で求めた必要絞り値 | 4.421582 |
| モデルが選択した絞り段 | 4.5 |
| N₀ | 利用できません |
| Nₚ | 11 |
| エアリー直径がCoCと等しくなる絞り値 | 22.354694 |
| モデルはフォーカススタックを推奨 | いいえ |
| フォーカススタック計画 | 利用できません |
| 指定範囲をカバー | はい |
中心ではなく端を測る
- まずカメラの位置と構図を決めます。測定はその構図でしか成り立ちません。
- シャープであるべき最も手前の面、たとえば商品の手前の縁を見つけ、センサー面から測ります。
- 必要な最も奥の細部を見つけます。地平線なら「無限遠」を選びます。
- 両方をプランに入力し、ピント位置、絞り、「…から…までシャープ」の行を読みます。
計算例:見落とした手前の縁
フルサイズの50 mmで1000 mmから1100 mmを指定すると、撮影距離は1047.493 mm、必要な絞りはf/4.422で、f/4.5に丸められます。商品の手前の縁が実際には950 mmにあると、同じ奥の位置でも撮影距離は1019.215 mm、絞りはf/7.014となり、f/7.1に丸められます。一段以上の絞り込みです。3000 mmから無限遠の風景にはf/14.247が必要で、f/16に丸められますが、これはフルサイズの単写の限界を超えるため、プランはf/11でのスタックに切り替わります。
- 1000–1100 mm
- 撮影距離 1047.493 mm · f/4.5
- 950–1100 mm
- 撮影距離 1019.215 mm · f/7.1
- 3000 mm–無限遠
- f/11でスタック
よくある間違い
- 瓶の手前の縁ではなく中心までを測り、ラベルの縁がシャープに収まらない絞りを得ること。
- 「無限遠」を選ばずに、地平線に100000 mmと入力すること。
- 測定の後に構図を変えたのに、古い距離をそのまま使うこと。
プランが知りえないこと
撮影プランが解くのは、伝えられた幾何だけです。測っていない手前の葉を検出したり、どの細部が重要かを判断したりはしません。プランが逆算している近点と遠点の関係は、下にリンクしたDOFMasterの式に基づいています。