Apertia · ライブラリ
レンズ構成を手作業で比較するとき、どんな仮定を残しますか?
保存したApertiaのキットで3 mから50 mmと85 mmを比べます。f/2.8で写る範囲の幅は2087.4 mm対1197.5 mm、深度は580.1 mm対191.7 mmです。
キットが保存するもの
Apertiaのキットはカメラボディとレンズの組み合わせです。A7 IV + 85 mmのような名前を付け、センサープリセットを選び、焦点距離を入力します。アプリは各キットで最後に使った絞りと撮影距離を記憶し、キットはアカウントなしでiPhoneに保存されます。無料版ではキットは一つまでです。Proではキットが無制限になり、A/B比較の画面も使えます。この画面では、一つの設定をBとして固定し、現在の設定と並べられます。
キットが持つのはセンサープリセット、焦点距離、最後の設定だけなので、キット同士の比較の公平さは、どの条件を固定したかで決まります。同じ撮影距離、同じ構図、同じ手前から奥までの目標範囲は、それぞれ別の問いです。
入力値 · 計算 · 水平画角(°)
| 行 | 入力値 |
|---|---|
| センサー | フルサイズ |
| 焦点距離 | 50 |
| 撮影距離 | 3000 |
結果 · 計算 · 水平画角(°)
| 行 | 結果 |
|---|---|
| 水平画角(°) | 39.597753 |
| 垂直画角(°) | 26.991467 |
| 対角画角(°) | 46.793003 |
| 対角線によるクロップ係数 | 1.000078 |
| 薄レンズモデルでの写る範囲の幅(mm) | 2087.379126 |
| 薄レンズモデルでの写る範囲の高さ(mm) | 1391.586084 |
| 薄レンズによる像の倍率 | 0.017247 |
入力値 · 計算 · 水平画角(°)
| 行 | 入力値 |
|---|---|
| センサー | フルサイズ |
| 焦点距離 | 85 |
| 撮影距離 | 3000 |
結果 · 計算 · 水平画角(°)
| 行 | 結果 |
|---|---|
| 水平画角(°) | 23.913168 |
| 垂直画角(°) | 16.071421 |
| 対角画角(°) | 28.558322 |
| 対角線によるクロップ係数 | 1.000078 |
| 薄レンズモデルでの写る範囲の幅(mm) | 1197.505986 |
| 薄レンズモデルでの写る範囲の高さ(mm) | 798.337324 |
| 薄レンズによる像の倍率 | 0.030062 |
二本のレンズを公平に記録する
- 同じセンサープリセットで、実際の焦点距離を使ってレンズごとにキットを一つずつ作ります。
- どの条件を固定するかを書き留めます。カメラの位置、被写体の構図、細部の範囲のどれかです。
- 同じ位置での比較なら、両方のキットに同じ絞りと撮影距離を入力します。
- 一つ目の結果をBとして固定し、キットを切り替えて両方を並べて見ます。
- それぞれの近点、遠点、合計を、使った許容錯乱円とともに記録します。
計算例:同じ位置から二本のレンズ
被写体から3000 mmの一つのカメラ位置から、フルサイズの50 mmレンズは平らな被写体の約2087.4 × 1391.6 mmを、85 mmは1197.5 × 798.3 mmを写します。f/2.8では、50 mmの被写界深度は2738.222 mmから3318.283 mm(580.061 mm)、85 mmは2907.307 mmから3098.994 mm(191.687 mm)です。85 mmの結果が浅いのは、場面のより狭い部分を写していることも一因なので、記録には構図を一定に保っていないことを明記する必要があります。
- 50 mm · f/2.8 · 3000 mm
- 合計 580.061 mm
- 85 mm · f/2.8 · 3000 mm
- 合計 191.687 mm
- 写る範囲の幅 50 mm / 85 mm
- 2087.4 / 1197.5 mm
よくある間違い
- フレーム内の被写体の大きさが変わったことを書かずに、被写界深度でレンズを順位付けすること。
- スマートフォンのキットを保存して、絞りを変えられると期待すること。iPhoneのプリセットではf/1.78に固定されています。
- キットにカメラボディの名前を付けながら、その記録モードに合わないセンサープリセットを選ぶこと。
キット比較の範囲
キットが比べるのは計画用の入力であって、確認済みのレンズ仕様ではありません。対応する絞り、最短撮影距離、歪曲、オートフォーカスの挙動はメーカーの情報によります。ここで使う二つの計算は、下に挙げるNikonの焦点距離ガイドとDOFMasterの式で説明されています。