アプリが単位をどう扱うか
Apertiaは内部ではミリメートルで計算します。焦点距離、センサーサイズ、許容錯乱円、そしてセンサー面からのすべての距離です。設定で変わるのは距離の表示方法だけで、メートル法かフィートかを選べます。メートル法では1 m未満はセンチメートル、それ以上はメートルで表示します。フィートでは1 ft未満はインチ、10 ft未満は9′ 0″のようにフィートとインチ、10 ft以上は小数のフィートで表示します。初期設定は端末の地域に従い、米国、リベリア、ミャンマーではフィートになります。
撮影距離のリング自体は、0.15 mから100 mまでの対数目盛りで動きます。ライブラリのツールはもっと厳格で、ミリメートルしか受け付けず、焦点距離の四倍より内側の距離は拒否します。ただし、正しい数値と換算を誤った数値を見分けることはできません。
入力値 · 被写界深度
| 行 | 入力値 |
|---|
| センサー | フルサイズ |
| 焦点距離 | 50 |
| 絞り | 4 |
| 撮影距離 | 3000 |
結果 · 被写界深度
| 行 | 結果 |
|---|
| センサー | フルサイズ |
| 許容錯乱円 | 0.03 |
| 手前のピント位置 | 2639.735949 |
| 奥のピント位置 | 3476.740429 |
| 遠い側の限界は無限遠 | いいえ |
| 過焦点距離 | 20933.453333 |
| 深度範囲(mm) | 837.00448 |
入力値 · 被写界深度
| 行 | 入力値 |
|---|
| センサー | フルサイズ |
| 焦点距離 | 50 |
| 絞り | 4 |
| 撮影距離 | 3 |
入力値
| x | × | d (mm) |
|---|
| 3000 m | 1000 | 3000000 |
入力値 · 被写界深度
| 行 | 入力値 |
|---|
| センサー | フルサイズ |
| 焦点距離 | 50 |
| 絞り | 4 |
| 撮影距離 | 3000000 |
結果 · 被写界深度
| 行 | 結果 |
|---|
| センサー | フルサイズ |
| 許容錯乱円 | 0.03 |
| 手前のピント位置 | 20739.996088 |
| 奥のピント位置 | 無限遠 |
| 遠い側の限界は無限遠 | はい |
| 過焦点距離 | 20933.453333 |
| 深度範囲(mm) | 利用できません |
使う前に距離を点検する
- 測った値とその単位を、測ったとおりに書き留めます。
- 換算は一度だけ行います。メートルは × 1000、センチメートルは × 10、フィートは × 304.8、インチは × 25.4です。
- 換算した値が、入力欄やリングの表示と一致しているか確かめます。
- 換算しても起点は動かないので、測定がセンサー面マークから始まっていることを確認します。
- 非常に大きな数値を入力するのではなく、「無限遠」は独立した選択肢として使います。
計算例:3 mと10 ft
フルサイズの50 mm・f/4で3000 mmにピントを合わせると、2640 mmから3477 mmです。十フィートは10 × 304.8 = 3048 mmで、そこにピントを合わせると2677 mmから3542 mmになります。「3 m」と「10 ft」を同じ距離として扱うと、遠点が65 mmずれます。フィート表示では3048 mmは10.0 ftと表示されますが、9 ft、つまり2743.2 mmは9′ 0″のままです。
- 3000 mm
- 2640 – 3477 mm
- 10 ft = 3048 mm
- 2677 – 3542 mm
- 2743.2 mm · 3048 mmの表示
- 9′ 0″ · 10.0 ft
よくある間違い
- 浅い被写界深度がその差に左右されるのに、10 ftを3 mに丸めること。
- ミリメートルの欄にメートルで距離を入力すること。たとえば3000ではなく3と入れてしまうことです。
- フィートを304.8ではなく300で換算すること。
- アプリのフィート表示とライブラリのツールのメートル法の結果を、換算せずに読み比べること。
正しい数値が証明すること
結果が示すのは、入力がモデルの受け付ける範囲内だったということだけです。その数値が実際の場面と合っているか、正しい点から測られたかは確かめられません。下に挙げるDOFMasterの式は、センサー面からの正しい距離を前提にしています。