Apertia · ライブラリ
理想的な円形開口モデルが実際の写真から除外するものは何ですか?
Apertiaは理想的なエアリーディスクがCoCと等しくなるF値(フルサイズでf/22.35、iPhoneでf/5.96)を超えると警告しますが、このディスクは実際のレンズを考慮しません。
アプリが理想的なディスクを使う場面
Apertiaは回折理論から一つの数値を取り入れています。緑色光のもとで完全な円形開口がつくるエアリーディスクの直径、2.44 × 0.00055 mm × Nです。この数値は三か所で使われます。計算機は、選んだ絞りがディスクとセンサーの許容錯乱円が等しくなるF値を超えると注記を表示します。過焦点距離表は、同じF値を超えるすべての列を薄く表示します。撮影プランは単写をその半分以下にとどめ、それを超えるとスタックします。
これらのしきい値はどれも、モデル上の二つの直径の比較です。お使いのレンズを測ったものではありません。実際のレンズはその手前で収差によって性能が頭打ちになることもあれば、少し先まで持ちこたえることもあります。
入力値 · 計算 · エアリーディスクの直径(mm)
| 行 | 入力値 |
|---|---|
| 絞り | 8 |
| 許容錯乱円 | 0.03 |
結果 · 計算 · エアリーディスクの直径(mm)
| 行 | 結果 |
|---|---|
| エアリーディスクの直径(mm) | 0.010736 |
| エアリー直径 / CoC | 0.357867 |
| エアリー直径がCoCと等しくなる絞り値 | 22.354694 |
| CoCの半分を基準にした計画絞り値 | 11.177347 |
| 仮定した波長(mm) | 0.00055 |
入力値 · 計算 · エアリーディスクの直径(mm)
| 行 | 入力値 |
|---|---|
| 絞り | 16 |
| 許容錯乱円 | 0.03 |
結果 · 計算 · エアリーディスクの直径(mm)
| 行 | 結果 |
|---|---|
| エアリーディスクの直径(mm) | 0.021472 |
| エアリー直径 / CoC | 0.715733 |
| エアリー直径がCoCと等しくなる絞り値 | 22.354694 |
| CoCの半分を基準にした計画絞り値 | 11.177347 |
| 仮定した波長(mm) | 0.00055 |
自分のセンサーで警告を読む
- 過焦点距離表を開いて薄い列を探します。ヒントの行に、薄くなり始めるF値が書かれています。
- 計算機で、選んだ絞りに回折の注記が出るかどうかを確認します。
- このしきい値はセンサーのCoCとともに動き、厳しい設定では半分になることを覚えておきます。
- 結果が重要なら、細部の多い平らな被写体を候補の絞りで撮影し、ファイルを見比べます。
計算例:プリセットごとのしきい値
フルサイズでは、ディスクがc = 0.030 mmと等しくなるのはf/22.35です。f/22ではディスクは0.029524 mmで比は0.984なので、注記は出ません。f/32では0.042944 mmで比は1.431となり、注記が出ます。表の列はf/1.4からf/16までなので、フルサイズや中判(f/26.83)では薄くなる列はありません。APS-C(f/14.16)とマイクロフォーサーズ(f/11.18)ではf/16が、1インチ(f/8.2)ではf/11とf/16が、iPhoneメインカメラのプリセット(f/5.96)ではf/8、f/11、f/16が薄くなります。
- フルサイズ、f/22 · f/32
- 比 0.984 · 1.431
- APS-C · マイクロフォーサーズ
- f/16が薄い表示
- 1インチ
- f/11とf/16が薄い表示
- iPhoneメインカメラ
- f/8、f/11、f/16が薄い表示
よくある間違い
- 表の薄いセルを、モデル上の警告ではなく使えない設定と読むこと。
- 警告が出なければ、その絞りでレンズに回折の影響はないと思い込むこと。
- エアリーディスクのしきい値だけで二台のカメラを比べること。画素数や画像処理は含まれていません。
- f/1.78のiPhoneプリセットでf/8が薄くなることを、スマートフォンでf/8に設定できるかのように扱うこと。メインカメラの絞りは固定です。
モデルが含まないもの
このディスクは完全な円形の開口と単一の波長を前提にしています。絞り羽根の形、収差、センサーのフィルター、デモザイク処理、シャープネス処理はいずれも記録される結果を変えます。下に挙げるUniversity of Arizonaのカメラシステムの講義ノートが導いているのは、理想的な場合だけです。