Apertia · ライブラリ
絞り段の一覧をレンズ仕様と考えずに、対応する絞りをどう選びますか?
Apertiaの撮影プランはf/1からf/32の三分の一段を使います。必要値f/11.09はf/13に繰り上がり、フルサイズでは単写が二枚のスタックに変わります。
絞りリングの裏にあるリスト
計算機の絞りリングと撮影プランは、29個の値からなる同じリストを共有しています。f/1、1.1、1.2、1.4、1.6、1.8、2、2.2、2.5、2.8、3.2、3.5、4、4.5、5、5.6、6.3、7.1、8、9、10、11、13、14、16、18、20、22、32です。フル段にはリング上で長い目盛りとラベルが付き、それ以外は三分の一段です。f/22とf/32の間には値がなく、f/32より上もありません。
プランが絞りを決めるときは、正確な必要値以上でリストの最初の値を選びます。このルールは回折の限界と絡み合います。フルサイズで単写が認められるのはf/11.18までです。そのため、f/11をわずかに超える必要値はf/13に丸められて限界を越え、正確な値は限界より下だったにもかかわらずスタックになります。
入力値 · 撮影を計画
| 行 | 入力値 |
|---|---|
| センサー | フルサイズ |
| 焦点距離 | 50 |
| 手前のピント位置 | 1000 |
| 奥のピント位置 | 1100 |
結果 · 撮影を計画
| 行 | 結果 |
|---|---|
| 撮影距離 | 1047.493368 |
| 連続値で求めた必要絞り値 | 4.421582 |
| モデルが選択した絞り段 | 4.5 |
| N₀ | 利用できません |
| Nₚ | 11 |
| エアリー直径がCoCと等しくなる絞り値 | 22.354694 |
| モデルはフォーカススタックを推奨 | いいえ |
| フォーカススタック計画 | 利用できません |
| 指定範囲をカバー | はい |
自分のレンズに照らしてプランを読む
- 正確な必要値と、プランがリストから選んだ絞り段をメモします。
- お使いのレンズにその絞り段があるか確かめます。多くのレンズや一部のカメラは半段またはフル段刻みです。
- プランがスタックを示した場合は、代わりにスタック用の絞りを読みます。これはCoCの半分を基準にした限界以下で、リストの中で最も大きい絞り段です。
- スタック用の絞りが選べないレンズでは、その次に開いた側の絞り段を使い、各フレームの限界を計算機で確かめ直します。
計算例:丸めによって限界を越える
フルサイズの50 mmで1000 mmから1290 mmを指定すると、必要値はf/10.808です。次の絞り段はf/11で、11.18の限界を下回るため、プランは1126 mmにピントを合わせた一枚撮りのままです。計算機でもf/11で998 mmから1293 mmと確認できます。奥の位置を1300 mmまで伸ばすと、必要値はf/11.089に上がります。リストの次の値はf/13なので、プランはf/11で2枚のスタックに切り替わります。一枚目は1128 mmにピントを合わせて1000–1297 mmを、もう一枚は1532 mmで1297–1876 mmをカバーします。
- 1000–1290 mmを指定
- f/10.808 → f/11、一枚撮り
- 1000–1300 mmを指定
- f/11.089 → f/13、スタック
- 1枚目
- 1128 mm(1000–1297 mm)
- 2枚目
- 1532 mm(1297–1876 mm)
よくある間違い
- レンズに表示があるからといって、f/25やf/29が使えると考えること。プランのリストはf/22からf/32に飛びます。
- 奥の位置を少し変えてもプランは少ししか変わらないと期待すること。絞り段の境目を越えると、スタックに切り替わることがあります。
- プランがスタックに切り替わったのに、単写用の絞りを使うこと。スタックの各フレームはスタック用の絞りで計算されています。
- 絞り段がないことをエラーと受け取ること。f/32を超える必要値には、単写の設定がないというだけです。
このリストが示さないこと
これらの値は、一般的なレンズの表記から取った計画上の約束事です。お使いのレンズがどの絞りに対応し、どれだけ正確に設定できるかは示しません。また、下に挙げるDOFMasterとUniversity of Arizonaの資料が説明しているのはモデルであって、特定のレンズではありません。