Tablora · ライブラリ
記載された合計との差を求める
入力した行の合計が12.00で書類には15.00とあれば、照合ツールは-3.00と報告します。行をでっち上げずに符号付きの差を読む方法を説明します。
符号付きの差から分かること
記載された合計と入力した行との差は測定値であって、診断ではありません。差の大きさと向きは教えてくれますが、レコードが抜けているのか、数字が読み間違えられたのか、行の符号が違うのか、印刷された合計そのものが間違っているのかは教えてくれません。
小数の合計照合ツールは、「差」を常に「計算した合計」から「照合する合計」を引いた値として報告します。負の結果は行の合計が記載の数字に届いていないこと、正の結果は上回っていることを意味します。
5.00と7.00を15.00と照合する
このページの例では、「1行に1つの値」に5.00と7.00を入力し、「照合する合計」は15.00です。「計算した合計」は12.00、「差」は-3.00で、「合計が一致」は「いいえ」になります。入力した行は記載の合計より3.00少ないということです。
差の原因を絞り込む
- 元データの行を数えて入力した行と比べます。差とちょうど同じ額のレコードが抜けているのが、最も単純な説明です。
- 符号で差が説明できる行を探します。符号を間違えて入力した行は、合計をその金額の2倍だけ変えます。
- 3と8、1と7のように、写真やスキャンで紛らわしい数字を確認します。3.00や0.30のように、ゼロでない数字1つの後にゼロが続く差は、1つの数字の読み間違いを示していることがよくあります。
- 記載された合計が、行と同じ期間、口座、通貨を対象にしていることを確認します。
- 書類の合計に、手数料や繰越残高など表にない項目が含まれていないか確認します。
-3.00に対してしてはいけないこと
合計を一致させるために、3.00の帳尻合わせの行を足さないでください。答えようとしていた問いが隠れてしまいますし、印刷された合計のほうが間違っていた場合は、その誤りをデータに組み込むことになります。差は見えるままにして、確認した内容を記録してください。
差を丸めて消すのもやめてください。照合ツールは正確な小数で計算するので、-3.00の「差」はちょうど3で、浮動小数点の計算による誤差ではありません。
元データから差を説明できない場合は、確認した行とあわせて、差をそのまま報告してください。
行がページから読み取られた場合
金額をTabloraアプリで読み取った場合は、要確認として黄色で示されたセルから始め、「出典 · ページ」の表示と比べて、読み間違えた数字を直して「保存」してください。それから列をもう一度コピーし、必要なら数値列の統一ツールで変換して、計算し直します。修正後に消える差は、読み取りの問題だったということです。
入力値
- 1行に1つの値
- 5.00 7.00
- 照合する合計
- 15.00
結果
- 計算した合計
- 12.00
- 差
- -3.00
- 合計が一致
- いいえ