Tablora · ライブラリ
表のセル内の改行を保持する
引用符で囲んだCSVのセルは改行を含めるので、1つのレコードが2行にわたることがあります。行ではなく解析した行数を数え、各書き出しでの扱いを確認しましょう。
1つのレコード、2行のテキスト
住所、配送メモ、コメントには改行が含まれることがよくあります。CSVでは、項目が引用符で囲まれていればそれが認められます。開く引用符と閉じる引用符の間はすべて、改行も含めて1つのセルに属します。テキストエディタではレコードが2行に見えますが、正しく取り込めば、複数行のセルを1つ持つ1つの行になります。
そのため、行を数えてもレコードの数を確実には数えられません。どちらにも読み取りの誤りがなくても、ファイルの物理的な行数がレコード数より多いことがあります。
これは、エディタやコマンドラインツールが報告する行数のように、行を数えるあらゆる確認に関わります。代わりに、解析したレコードを数える検査ツールの「行数」を使ってください。
例:First lineとSecond line
このページの例は、見出しid,noteと、1組の引用符の中で2行にわたって"First line"と"Second line"が書かれたnoteを持つレコードです。「区切り文字」をカンマにすると、検査ツールは3行ではなく2行・2列と報告します。2行目2列目には、First line、改行、Second lineがすべて1つのセルに入っています。
複数行のメモを確認する
- 検出に頼らず「区切り文字」を明示的に選び、引用符付きの項目が正しい区切りで読まれるようにします。
- 「計算」を押し、「行数」を、行の数ではなく元データのレコード数と比べます。
- プレビューでメモのセルを見て、2行とも入っていることを確かめます。
- 「行数」が想定より多い場合は、元データでメモが引用符で囲まれておらず、2行目が独立したレコードになった可能性があります。
- プレビューで各メモが1つのセルに収まっていることを確認してからダウンロードします。
各書き出しでの改行の扱い
- 「ダウンロード (CSV)」はセルを引用符で囲んで改行を保つので、別のCSVリーダーでも1つのセルとして読まれます。
- 文字列保持の書き出しツールの「ダウンロード (XLSX)」は、文字列セルの中に改行を保ちます。
- TabloraアプリのCSV書き出しも、改行を含むセルを引用符で囲みます。
- スプレッドシートにそのまま貼り付けるアプリの「コピー」では、貼り付けた改行が新しい行を始めてしまうため、セル内の改行とタブは空白に置き換わります。改行そのものが重要な場合は、アプリのXLSXかCSVを使ってください。
受け取る側のソフトと結果が違うとき
取り込み画面に引用符付き項目内の改行についての設定があるソフトもあれば、まったく対応していないツールもあります。受け取る側のソフトがメモを分けてしまう場合は、まず取り込み設定を確認してください。ここで検査ツールが2行と表示していれば、ファイル自体はすでに正しい状態です。
入力値
- 表のテキスト
- id,note 1,"First line Second line"
- 区切り文字
- ,
結果
- 行数
- 2
- 列数
- 2
| id | note |
|---|---|
| 1 | First line Second line |
- 幅の異なる行
- 0