Tablora · ライブラリ
矛盾する符号表記を拒否する
(-100)のような値には負の印が2つ付いています。統一ツールは推測せずに変換を拒否し、元のセルを確認用に残します。
1つの金額に2つの符号
会計システムの書き出しでは、負の金額をいくつかの方法で示します。先頭のマイナス、末尾のマイナス、かっこ、DRの接尾辞などです。問題は、そのうち2つが同じ値に付いたときに起こります。(-100)がその例です。文字どおりに読めば2回反転して正の金額になりますが、作成者がそう意図したことはまずありません。多くは書式が二重にかかったか、すでにかっこで表示されているセルに手でマイナスを入力したものです。
統一ツールは符号の印を数えます。かっこ、先頭のプラスまたはマイナス、末尾のマイナス、CR、DRはそれぞれ1つと数えます。1つの値に2つ以上あれば、数値を出さずに拒否します。-125.00 CRや(125.00 DR)も同じです。
この確認は数字を解釈する前に行われるため、区切り文字の設定には左右されません。小数点を選んでも小数点カンマを選んでも、同じ(-100)は保留されます。保留された値は変換後の出力に入らないので、疑わしいセル1つの符号が、気づかないうちに列の合計の中で反転することを防げます。
(-100)はどう扱われるか
「小数点の記号」を . に、「桁区切り文字」をカンマにすると、元の値(-100)は変換されません。この値について「変換したセル数」は0、「確認が必要な値」は1になります。プレビューでも「ダウンロード (CSV)」でもセルは(-100)のままなので、ゼロになることも、後の合計から消えることもありません。
矛盾を解消する
- 途中のコピーではなく、元の明細書、請求書、報告書でその値を探します。
- 書類自体の凡例や列の注記で、負の数の表し方を確認します。
- 元データが1つの負の金額を示しているなら、-100や(100)のように印を1つだけにしてセルを書き直します。
- 意味を確認できない場合は、その値を合計に含めず、データの管理者に伝えるために記録しておきます。
- もう一度「計算」を押し、そのセルの分だけ「確認が必要な値」が減ったことを確かめます。
表が写真やPDFから来た場合
TabloraアプリのXLSX書き出しは、数値として扱う列について独自に数値を読み取り、この矛盾チェックは行いません。符号の印1つごとに符号が反転するため、(-100)は100として書き込まれます。アプリでこのような値を見つけたら、セルをタップし、ページで確認した金額を入力して「保存」を押してから書き出してください。
手で編集したセルは要確認の印が外れるので、先に照合し、編集はその後にしてください。
入力値
- 入力値
- (-100)
- 小数点の記号
- .
- 桁区切り文字
- ,
結果
- 結果
- (-100)
- 変換したセル数
- 0
- 確認が必要な値
- 1
矛盾する負号の組み合わせは拒否されます。元の値は推測やゼロへの置換をせず、確認用に残します。