Shotnest · ライブラリ
句読記号の違いを見落とさない
「note, ready」と「note ready」を比べると、単語の重なりは0.333にとどまります。コンマが最初の語にくっついたまま残るからです。
コンマ一つで重なりの三分の二が失われる理由
比較ツールは正規化のあと、テキストを空白だけで区切ります。記号は取り除かれないので、コンマ付きの「note,」とコンマのない「note」は別々のトークンです。この例では、一つ目のテキストのトークンはnote,とready、二つ目はnoteとreadyです。和集合には異なるトークンが三つあり、共有されるのはreadyだけなので、重なりは1 ÷ 3です。
語にくっついたピリオド、コロン、閉じかっこ、引用符にも同じ仕組みが働きます。Shotnestアプリの検索は違う振る舞いをします。入力した各語をスクリーンショットのテキストの中から探すので、そこでは「note」で「note,」も見つかります。
テキストが長いと影響は和らぎますが、なくなりはしません。「Meet at the station. Bring tickets」と「Meet at the station bring tickets」は異なる七つのトークンのうち五つを共有し、重なりは0.7142857142857143です。違うトークンは、ピリオド付きの「station.」とピリオドなしの「station」だけです。
入力値
- 1つ目のテキスト
- note, ready
- 2つ目のテキスト
- note ready
結果
- 完全に一致
- いいえ
- 正規化後に一致
- いいえ
- 単語の重なり
- 0.333333
- 1つ目のテキストだけにある
- note,
- 2つ目のテキストだけにある
- note
テキストの重なりだけでは、2つの画像や文書が同一だとは証明できません。
結果を一行ずつ読む
- 完全に一致:いいえ。文字列がコンマ一つ分違うからです。
- 正規化後に一致:いいえ。正規化が変えるのは大文字小文字とアクセントで、記号は変えません。
- 単語の重なり:0.3333333333333333。
- 一つ目のテキストだけにある:「note,」。二つ目のテキストだけにある:「note」。
- スクリーンショットを見て、コンマに意味があるのか、コピーの際に紛れ込んだものなのかを判断します。
- 和集合の異なるトークン
- トークン3個
- 共有されるトークン
- トークン1個
- 単語の重なり
- 0.3333333333333333
アクセントと大文字小文字は区切る前に処理されるので、「Café,」と「cafe,」は同じトークンになります。ほかは同じ二つの語を分けるのは、くっついたコンマやピリオドだけです。
この例で防げる間違い
- コンマが一つある短いフレーズの点数が低いからと、二つのキャプションを無関係だと決めること。
- 点数の低いほうのテキストが不正確だと思うこと。重なりには正しさという概念がありません。
- 比較の前に手で記号を消し、その後で元のテキストに記号があったことを忘れること。
- ごく短いテキストに重なりを使うこと。トークン一つで値が三分の一以上変わります。
数値では決められないこと
重なりはトークンの集合を比べます。どちらの版が先に入力されたか、どちらが画像に写っているか、コンマで意味が変わるかは示しません。下にリンクした比較ツールは一つ目だけと二つ目だけの一覧を表示するので、どのくっついた記号が違いを生んだのかを正確に確かめられます。