Crabwise

Crabwise · ライブラリ

風速ゼロと意味のある風向を区別する

空気と地面のベクトルが一致すると、Crabwiseは0 ktと仮の方向0を表示します。1.45 ktでは、航跡が1°変わるだけで方向が93°も振れます。

方向ではなく仮の値

「風を求める」モードは、地面に対するベクトルから空気に対するベクトルを引きます。両者が同一なら、差の長さはゼロで方向はありません。その場合Crabwiseは、ゼロベクトルから角度を計算せず、風が吹いてくる方向を0に設定します。この0は表示上の値であって、北風ではありません。

ゼロに近いときも方向は計算されますが、非常に敏感になります。観測が一度未満、あるいは一ノット未満ずれただけで、方向が大きく動くことがあります。

入力値 · 風力三角形 · 風を求める

行値
真対気速度 (kt)120
真方位 (°)90
対地速度 (kt)120
実航跡 (°)90

結果 · 風力三角形 · 風を求める

行値
風速 (kt)0
風向 (°)0

まず大きさを読む

  1. 方向より先に風速を読みます。
  2. 風速が0なら、方向の欄は無視します。
  3. 風速が一、二ノットしかない場合は、各観測をありうる誤差の分だけずらして計算し直します。
  4. 小さく不確かな風は、正確な方位をつけずに、静穏または弱風として報告します。

弱い風がどれほど不安定か

TAS 120 ktで機首方位090°、対地速度120 ktで航跡090°なら、風は0 ktで、方向は0と表示されます。観測を航跡090.5°で121 ktに変えると、風は約316.689865°から約1.451122 ktになります。航跡を089.5°にすると、速度は同じ1.451122 ktですが、方向は約223.310135°です。航跡090°で対地速度119 ktなら、090°から1 ktの風になります。

ベクトルが同一のときの風 (kt)
0
航跡090.5°、GS 121 kt:風向 (°)
316.689865
航跡089.5°、GS 121 kt:風向 (°)
223.310135
ずらした二つのケースでの風速 (kt)
1.451122

よくある間違い

適用範囲

このモードは、観測より精密になることはできません。関わるベクトルについては下のFAAの航法の章が説明しています。

学習用の計算です。現在の航空機の制限、気象、性能、必要な予備燃料を承認された情報で確認してください。

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