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計測した距離と時間から対地速度を求める
18 NMを8.5分で飛べば127.06 ktですが、これほど短い区間では15秒の計時誤差で123.43〜130.91 ktの幅が生じます。
計時による対地速度
速度モードは、海里の距離と経過分数から GS = D ÷ (t ÷ 60) を計算します。識別できる二点の間であれば、それがその区間の平均対地速度です。真対気速度とは別の量であり、両者の差を「風を求める」モードが風の推定値に変えます。
区間が短いほど、同じ誤差が分数に占める割合が大きくなるため、わずかな計時誤差が結果を大きく変えます。
結果がノットになるのは距離が海里のときだけです。速度モードの中で単位が換算されることはありません。
入力値 · 時間・速度・距離
| 行 | 値 |
|---|---|
| 距離 (nm) | 24 |
| 時間(分) | 12 |
結果 · 時間・速度・距離
| 行 | 値 |
|---|---|
| 距離 (nm) | 24 |
| 対地速度 (kt) | 120 |
| 時間(分) | 12 |
距離を計時して確認する
- 間の距離が分かっている二点を選びます。
- それぞれの点で計時を開始・停止し、計時の不確かさを書き留めます。
- 距離と分数を速度モードに入力します。
- 計時をその不確かさの分だけずらして再計算し、幅を確かめます。
短い区間と長い区間
18 NMを8.5分なら、18 ÷ (8.5 ÷ 60) ≈ 127.058824 kt です。実際の時間が8.75分なら速度は約123.428571 kt、8.25分なら約130.909091 ktです。30分で計時した60 NMの区間では、同じ四分の一分の誤差でも119.008264から121.008403 ktの幅にとどまります。
- 18 NMを8.5分 (kt)
- 127.058824
- ±0.25分での幅 (kt)
- 123.428571 – 130.909091
- 60 NMを30 ± 0.25分 (kt)
- 119.008264 – 121.008403
理由は比率です。四分の一分は8.5分の約2.941176パーセントですが、30分の約0.833333パーセントにすぎません。速度の相対誤差は、時間の相対誤差に従います。
よくある間違い
- 二分間の確認で得た対地速度を、ノット単位まで正確だとみなす。
- 道路地図の法定マイルをノットの計算に使う。
- 観測した対地速度をTASと直接比べ、その差を誤差と呼ぶ。
- 一点目では計時の開始が遅れ、二点目では時間どおりに止めて、速度を高めに偏らせる。
適用範囲
結果は区間の平均であり、距離の出どころを検証するものではありません。関係式と単位については、下のFAAの航法の章とNISTの表を参照してください。
学習用の計算です。現在の航空機の制限、気象、性能、必要な予備燃料を承認された情報で確認してください。