Crabwise

Crabwise · ライブラリ

移動済み距離と残りの距離を分ける

進み具合は区間を分けて求めます。120 ktで15分、105 ktで10分なら47.5 NM進み、100 NMの区間の残りは52.5 NMです。

速度と時間から距離を出す

Crabwiseの時間・速度・距離画面の距離モードは D = GS × t ÷ 60 を計算します。対地速度はノット、時間は分で、結果は海里です。これを区間の長さから引けば残りの距離になります。ただし、両方の数値が同じ起点からの同じ区間を表していることが前提です。

区間の途中で対地速度が変わった場合、最新の速度を経過時間全体に一度掛けるだけでは、進み具合を正しく表せません。経過時間をそれぞれの速度をもつ小区間に分ければ、実際に飛んだ内容に沿った見積もりになります。

入力値 · 時間・速度・距離

行値
対地速度 (kt)120
時間(分)20

結果 · 時間・速度・距離

行値
距離 (nm)40
対地速度 (kt)120
時間(分)20

小区間ごとに進み具合を追う

  1. 区間の長さと、その起点を書き留めます。
  2. 対地速度が一定だった小区間ごとに、その速度と分数で距離モードを実行します。
  3. 小区間の距離を足して、全体の進み具合を求めます。
  4. その合計を区間の長さから引き、両方の数値を記録に残します。

100 NMの区間を二つの小区間で見る

最初の15分を120 ktで飛ぶと 120 × 15 ÷ 60 = 30 NM、次の10分を105 ktで飛ぶと 105 × 10 ÷ 60 = 17.5 NM です。進んだ距離は47.5 NMで、100 NMの区間のうち52.5 NMが残ります。

最初の小区間 (NM)
30
二つ目の小区間 (NM)
17.5
区間の残り (NM)
52.5

後半の105 ktを25分全体に当てはめると43.75 NMとなり、残りの距離を3.75 NM多く見積もってしまいます。

現在の105 ktなら、時間モードで残りの52.5 NMは 52.5 ÷ 105 × 60 = 30分になります。この値は、区間の残りでも105 ktが続くことを前提にしています。

よくある間違い

推測航法の見積もりの限界

この引き算は算術上の見積もりです。航空機の位置を特定するものでも、風を反映して更新するものでもありません。同じ推測航法の関係は下のFAAハンドブックの航法の章で扱われています。位置は航法の情報源から得ます。

学習用の計算です。現在の航空機の制限、気象、性能、必要な予備燃料を承認された情報で確認してください。

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