Crabwise · ライブラリ
燃料流量を掛ける前に分を時間へ換算する
2時間45分の区間は165分、つまり2.75時間です。毎時9.5単位なら消費は26.125単位で、2.45として計算した23.275ではありません。
分、十進法の時間、時計の表記
Crabwiseの燃料と時間の式は時間を分で受け取り、内部で60で割ります。消費燃料 F = FF × t ÷ 60、航続時間 t = F ÷ FF × 60 です。こうすることで、時と分の取り違えが入力に入り込みません。危険が戻ってくるのは、ログブックや時計から 2:45 と書かれた時間を、時間単位の式に 2.45 と打ち込んだときです。
十進法の時間では、0.45は27分であって45分ではありません。端数が大きいほど、ずれも大きくなります。1:30を1.30と入力すると12分、2:45を2.45と入力すると18分が失われます。
入力値 · 燃料 · 消費燃料
| 行 | 値 |
|---|---|
| 燃料流量(1時間あたり) | 8 |
| 時間(分) | 90 |
結果 · 燃料 · 消費燃料
| 行 | 値 |
|---|---|
| 消費燃料 | 12 |
入力する前に換算する
- 所要時間を、たとえば2時間45分のように時と分で書きます。
- 分に換算します:2 × 60 + 45 = 165。
- 分の欄に165を入力します。ほかのツールで時間単位が必要なら、60で割って2.75にします。
- 桁を確認します。結果は毎時流量の三倍より少し小さくなるはずです。
同じ区間を二通りに計算する
流量が毎時9.5単位で165分なら、消費燃料は 9.5 × 165 ÷ 60 = 26.125 単位です。2:45を2.45時間と読んでしまうと、結果は 9.5 × 2.45 = 23.275 単位となり、わずか147分ぶんの消費にしかなりません。
- 経過時間(分)
- 165
- 分から求めた消費燃料(単位)
- 26.125
- 誤った2.45時間からの結果(単位)
- 23.275
よくある間違い
- 日付の変わり目や時間帯の変更をまたいで二つの時刻を引き算し、その差を所要時間として扱う。
- ログブックの十進法の時間を、60を掛けずにそのまま分の欄に写す。
- 掛け算の前に165分を2.7時間に丸め、3分ぶんの消費を落としてしまう。
換算では決まらないこと
分を時間に換算して正しくなるのは単位であって、所要時間そのものではありません。165分が正しい範囲かどうかは、その数値を取り出した記録の側の問題です。ここで使う時と分の関係は、下のNIST換算表で定義されています。
学習用の計算です。現在の航空機の制限、気象、性能、必要な予備燃料を承認された情報で確認してください。